●お風呂
0~1歳児の溺死による死亡事故のうち約8割は、お家の浴槽で起こっています。
浴槽のふちの高さが床から50cm以下の場合は、浴槽をのぞきこみ落下するという事故に特に注意が必要です。

対策
 ・乳幼児が一人で浴槽に入らないようにドアに鍵をする
 ・浴槽に残し湯をしない。(風呂に蓋をしていても、その上に乗って落下することもあります)
 ・子どもだけで入浴させたり、浴室で水遊びをさせたりしない。

●リビングルーム
誤飲・転倒・転落・やけどの事故に注意が必要な場所です。直径39㎜以下の大きさのものは、乳幼児の口に入り誤飲の可能性があります。
また、転倒し頭を強くぶつけたり、椅子やベットからの転落、アイロンや熱湯でのやけど等を予防するため、環境を見直してみましょう。

対策
 ・誤飲の可能性があるもの(化粧品、乾燥剤、たばこ、薬など)は、床から1m以上の高さに置く。
 ・踏み台になるようなものは置いたままにしない。
 ・つまづいて転ばないよう、床に電気コードや新聞・雑誌を放置しない。
 ・床にマットを敷かない。マットを敷くときは、滑り止めがあるものにする。
 ・炊飯器や電気ポット、ヘアアイロンなどは床から1m以上の高さに置く。

●ベランダ・階段
子どもは頭が大きくバランスがとりにくいことから、ベランダや階段からの転落事故には最も注意が必要です。

対策
 ・ベランダや窓際に踏み台があるものを置かない。
 ・階段の上下に柵を設置する。