2017年02月16日

今週の注目感染症 平成29年・6週(2月6日~2月12日)

~インフルエンザ~
インフルエンザの定点当たり報告数は、前週より減少しましたが、依然、多い状況が続いています。
今週は、定点医療機関からインフルエンザ8,856人(定点当たり35.14)の報告がありました。
外出後の手洗い・うがいとともに、十分な休養をとるよう心がけてください。
また、お子さんの体調がすぐれない時は、医療機関に電話で相談の上、早目に受診してください。

~麻しん~
麻しんは、感染症発生動向調査では、第52週までに8例の届出がありました。

当所で実施した確認検査(遺伝子検査)では、3例の麻しんウイルス陽性が確認されました。この3例には、海外での感染や海外で感染した麻しん患者との接触が認められています。

また、保健所では届出された麻しん患者からの二次感染防止のための調査を行っており、県内での感染の拡がりを監視しています。

~風しん~
風しんは、感染症発生動向調査では、2015年8例、2016年4例の届出がありました。2017年第6週までの累計届出数は1例です。

【埼玉県感染症情報センターより参照】
(平成29年2月15日更新)