2021年08月03日

【どんな病気?】
「RSウイルス」による呼吸器の感染症で、1歳までに5~7割が感染し、2歳までにはほぼすべての小児が感染すると言われています。症状は軽い風邪様の症状から重い肺炎まで様々ですが、乳児期早期(生後数週間~数か月間)に初めて感染した場合、気管支炎や肺炎を起こすことがあり、特に早産児や心臓や肺などに基礎疾患がある場合は重症化のリスクが高いと言われています。

【どのくらい流行しているの?】
今年は昨年よりも早く、急激に増加しています。

<↓感染者数をグラフで紹介しています>
>>詳細はこちら(埼玉県ホームページ)

【どうやってうつるの?】
感染している人の咳やくしゃみなどの「飛沫感染」と、ウイルスがついている手や物品(ドアノブ、手すり、机、おもちゃ、コップ等)を触ったり舐めたりすることで起こる「接触感染」があります。

【どうやって防ぐの?】
風邪症状のあるご家族は家の中でもマスクを着用し、お子様との接触を控えましょう。流水と石けんによる手洗いを行い、特に子どもたちが日常的に触れる場所(おもちゃやテーブルなど)はアルコールや塩素系の消毒剤で消毒しましょう。また、きょうだいのお子様からの感染にも注意しましょう。