2021年12月10日
手足口病・ヘルパンギーナの全国的な流行が、過去5年間と比較して多い状況が続いています。
《手足口病とは?》
通常は夏に多くみられる感染症で、手のひらや足の裏、口の粘膜に水疱ができます。原因はコクサッキーウイルスA群、エンテロウイルス71型などで、まれに髄膜炎を併発することがあります。11月末時点では石川県などで例年より多く流行がみられています。
《ヘルパンギーナとは?》
コクサッキーウイルスA群が原因で起こる夏かぜの一種で、発熱、喉の痛み、食欲不振などの症状で始まります。口の中や喉に小水疱ができ、後に小さな潰瘍(ただれ)を形成することもあります。まれに髄膜炎や心筋炎を併発することがあります。11月末時点では九州地方を中心に例年より多く流行がみられています。
これらは5歳以下の子どもに多く見られ、特に保育園・幼稚園などの集団生活において感染しやすいと言われています。主に接触感染により感染するため、石鹸を使った丁寧な手洗いを心がけ、タオルの共用は避けましょう。
【参考】
>>詳細はこちら(厚生労働省ホームページ)
健康推進課 健康づくり係
直通:048-930-7771